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2020-02-18 09:58:00

バックナンバー[2015年執筆]心理コラム㉙「内向的な人は、無理に外向的にならなくてもいい」

 

 

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コンビニLAWSON滋賀(Free! paper)
ピーナビ2015年に執筆しました。
バックナンバー心理コラムを紹介!!
 執筆者:滋賀カウンセリングHealingRoom373代表南敦規
(一般社団法人メンタル心理マイスター協会理事長南敦規)

 

性格変容に対する悩みの相談で一番多いのは、

「幼少期~青年期まで内向的な性格でしたので、社会人なったら人と

上手くコミュニケーションをとらないといけないと思い社交的な振る

舞いや行動を取ろうして、こちらから積極的に会話をするのですが、

会話が続かず上手くいかないので悩んでいます。」と言った相談が

多いです。内向的な性格の人は、だれとでもすぐに会話ができる

社交的な人になりたいと思います。

内向的な性格の人が誰とでもフレンドリーに振舞おうとして、

明るい人を無理に演じてもギコチない感じになり一人、

浮いてしまいます。そのため周囲から受け入れられないと感じて、

かえって傷ついたりします。内向的性格の人が、自分から話をして

人を楽しませることは、なかなか難しいことです。

 

内向的な性格の人は、その人に向いたやり方をお勧めします。

 

例えば、話し上手になるのではなく、聞き上手になることで

人間関係をつくればいいのです。内向的な人が無理をして、

外向的な人のように陽気に振舞う必要はありません。

性格というのは、自分の必然的な価値観と言えます。

他に内向的な人の悪い癖は、他人の目を気にし過ぎて、自分を

見失ってしまう所もありますが、信頼を得るという意味においては、

外向的な人より、内向的な人が断然有利なのです。

 

内向的な人は、物事を深く突きつめて考えることが得意ですので

芸術分野で成功する人が圧倒的に多いです。

外向的な人は、物事を深く突きつめて考えるのが苦手ですので、

自分のことを深く突き詰めて考えはじめると、かえって落ち込んで

しまいます。外向的な人が、無理に内向的に変えようとして、

うつ状態になってしまうケースもあります。ですから、無理をして

反対のタイプを演じようとしないことです。

 

誰とでもフレンドリーに接することが、できる人もいれば、

少人数(自分のことを理解してくれてる人)と深く付き合っていく

ほうが向いている人もいます。

 

内向的な人、外向的な人は、それぞれ違った行動や振る舞い価値観を

大切にすることが自分らしさを活かせる生き方になるのです。

ですから内向的な性格の人は、カウンセリングで用いる

傾聴と積極的傾聴を学んで活かしてもらえば、聞()き上手になります。

 

聴くコミュニケーションを学びドアオープナーな言葉を使うことで

上手くコミュニケーションをとることをお勧めします。

 

傾聴と積極的傾聴を学ぶには、カウンセリング(来談者中心療法)

おこなっている心理カウンセラーから学んで解法を授かって下さい。