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2020-02-17 00:26:00
バックナンバー[2014年執筆]心理コラム㉓(恋愛心理学編④)「恋」to「愛」の違いtoラブスタイル
コンビニLAWSON滋賀(Free! paper)
ピーナビ2014年に執筆しました。
バックナンバー心理コラム㉓を紹介!!
執筆者:滋賀カウンセリングHealingRoom373代表南敦規
(一般社団法人メンタル心理マイスター協会理事長南敦規)
●「恋」とは、願望や欲望に駆られて心が動く気持ちや
相手を恋い慕って思い悩む気持ちです。
恋は片思い、恋は自己満足、恋は奪うもの、恋心は
不安定な気持ち。恋は、一人でもできるもの。
「恋をしている」は、一人での行為です。
●「愛」とは、相手の立場になって物事を考える思いやり、
慈善的な心で相手のために尽くそうという純粋な気持ちです。
愛は自己犠牲、愛は与えるもの、愛する気持ちは、安定
しています。愛は、二人でないとできないもの。
「愛をする」とは言いません。
「愛し合う」、「愛する」とは、相手がいて、相手もこちら
を思っている場合だけです。一人で「彼(彼女)を愛している」
と言っている人がいたら、それは誤りで、あなた自身が、
相手に対して「恋をしている」状態です。
では、「恋愛」とは?
●「恋愛」とは、特定の相手を恋い慕い、慈しむ二人の関係です。
心理学者リーは、「恋愛」は6つの恋愛色彩理論「ラブスタイル」
があると提唱しております。
人の愛し方は6つのタイプに分かれており、この恋愛スタイルを
知ることは、自身の恋愛の価値観と相手の価値観を知るヒント
になります。
①エロス(美への愛)恋愛至上主義、外見を重視する。
ロマンティックな雰囲気を好む。
②ルダス(遊びの愛)恋愛をゲームとして楽しむ。
複数の相手と同時に恋愛出来る。相手に執着しない。
③ストルゲ(友愛的な愛)長い時間をかけて育む友情的恋愛。
比較的安定した関係が続く。
④マニア(熱狂的な愛)独占、嫉妬、悲哀など
激しい情緒を伴う恋愛。
⑤プラグマ(実利的な愛)恋愛を自己価値の上昇手段。
社会的地位や経済力を重視する。
⑥アガペー(献身的な愛)相手の利益を最優先、
自分を犠牲にする。見返りを要求しない。
皆さんはどのラブスタイルでしょうか?
それでは相性が良くないパートナーを見てみましょう。
★(②遊びの愛)to(⑥献身的な愛)=(×)
★(①美への愛)to(⑤実利的な愛)=(×)
★(③友愛的な愛)to(④熱狂的な愛)=(×)です。
現在のパートナーと恋愛の価値観が合わないとすると
ラブスタイルが異なるかも知れません。
どの恋愛スタイルが正しいと言うことはないのですが、
恋愛には6通りのスタイルが存在するのです。
恋愛は、「恋」から始まり「愛」となり「恋愛」から
「相性」の問題となるのです。たとえ相性が悪くても
「愛」で乗り切る方もおられるでしょう。
●ラブスタイル診断●