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2019-02-25 01:10:00

目標達成するためのモチベーションを持続するコツとは?目的to目標to手段の違いとは?

目標達成するためのモチベーション
を持続するコツとは?

目的to目標to手段の違いとは?

目標は立てたけど
目標達成のために、
我慢したり努力して
取り組むことが、
目的になっていませんか?

もちろん、我慢したり
努力することは、
大切なことですが、
それだけでは、
モチベーションは持続
することは、大変で
困難な状況に陥る方も
少なくないと思います。

挫折を味わったりと、
自己否定したり我慢したり
努力したのに達成できない
事でご自身を責めた人も
おられると思います。

①目標の設定の見直しをする
目標を高く(ハードル)
していないか?

心理学のモチベーション理論の
考えには、モチベーションの強さは
期待(目標達成する可能性)の高さ
に報酬(結果・成果)魅力の高さ。

達成困難な高過ぎる目標を
設定すると、モチベーションが
減少します。

モチベーションを高めるためには、
達成可能な目標設定にする
事が大事です。

いきなり大きな目標を掲げる
のではなく小さく実現的に
できる目標を掲げそれを
着実に達成することこそ
結果的に大きな目標を
達成できるのです。

メジャーのイチロー選手は、
自身の目標設定の方法論に
ついて以下のように
話しています。

目標って高くしすぎると
絶対ダメなんですよね。

必死に頑張っても、
その目標に届かなければ
どうなりますか?

諦めたり、挫折感を
あじわうでしょう。

それは目標の設定ミスなんです。

頑張れば、なんとか手に届く
ところに目標を設定すれば
ずっと諦めないでいられる。

そういう設定の仕方が一番大事
だと僕は思います。

イチロー選手の考え方は、
心理学のモチベーション理論の
考え方と同じです。

②目標を宣言する(紙に書き出す)
心理学の自己成就効果
(予言の自己成就)
この効果は、たとえ根拠のない
思い込みであっても、その予言を
信じて行動することによって、
結果として予言通りの現実が
つくられるという現象があります。

目標を宣言することでより
一層目標を達成しやすくなるのです。

メジャーの大谷翔平選手が
高校時代に立てた目標達成シートに
「体づくり」「コントロール」
「キレ」「メンタル」
「スピード160km/h」
「人間性」「運」「変化球」
など書き出し宣言してことで、
目標を達成したことは有名です。

大谷選手の目標を宣言は、
自己成就効果のと似ております。

③動機付け(モチベーション)に
必要な内発的動機付けと
外発的動機付けが大切

動機付けはモチベーション
(motivation)の和訳です。

※動機付けとは、人が目的
や目標に向かって行動を起こ
して達成までそれを持続させる、
心理的過程を表す心理学用語です。

外発的動機づけとは?
金銭、報酬、褒める、叱る、
イベントなど、頑張ることで
物質的な報酬や評価を得よう
とする意欲です。

内発的動機づけとは?
自分の仕事に「喜び」
「楽しみ」を見出す。
他者でなく自分自ら
求める欲求です。

外発的動機づけを与えては、
いけないと言う分けではなく、
内発的動機づけと
外発的動機づけの
バランスを考えます。

外発的動機づけが一時的な
効果は高いが副作用のある
劇物薬となるか、それとも
足りない部分を補ってくれる
サプリメントとなるかは、
自分次第です。

頼りすぎると劇物薬となります。

外発的動機づけは持続力には
欠けますが、とりあえず人を
動かす効果はあるので、
外発的なモチベーションを
内発的動機づけに変えて
いければ理想的です。

内的動機付けを高めることが、
モチベーションアップと
自律性に繋がります。

そのためには、自分にとって
大切な「内発的動機づけ」とは
「何」(具体的な思考)と
「なぜ」(抽象的な思考)を
意識して考える(思考する)
ことが大切です。

抽象的な思考と具体的な思考を
意識して考える!

仕事の為に仕事をしても
しょうがない。

給料が貰えるから
仕事の為に仕事をしても
しょうがないのです。
上司の言う通りに仕事を
こなしてもです。

例えるなら、(抽象的)甲子園に
出場するという目標を持ってから、
練習をするのです。

練習をすることが
大事なわけではなく、
甲子園に出場したいとか、
優勝したいとか、
地区大会で優勝したいとか、
その人の能力によって、
目標が定まれば、具体的に
どのように練習に取り組むかを
考えて自己決定して実行する
ことが大切なのです。

社会心理学者のエドワード・L・デシ
の「自己決定理論」によると、
人の基本的な心理欲求である
「自律性」「有能感」「関係性」
を満たすことで内発的動機付けが
起こると説いています。
内発的動機づけ外発的動機づけ「自律性」「有能感」「関係性」
●自律性とは?
自分の価値観に沿って選択し、
自主的に行動する欲求です。
自己選択して行動することを
認識することで、自律性が
動機付けられます。

●有能感とは?
他人との関わりや集団環境のなかで、
「有能である」か「有能でありたい」
と欲求することです。
行動によって結果が出せると
自分自身で認識しることで、
有能感が動機付けられます。

●関係性とは?
他人と絆を結び、尊重し、尊重される
関係を築きたいという欲求のことです。
仲間や協力者の自律的な行動を
サポートすることによって関係性が
動機付けられ持続することができます。

この3つの欲求が満たされると、
目標に取り組む行動自体にやる気、
ポジティブ思考、モチベーションを
維持することができるのです。

◆目的とは?(抽象的)◆
(ミッション)
自分の行動指針・使命
最終的に達成したいこと、
やりたいこと

※目的とは?夢ではないです!
夢とは、してみたい
と思い願う気持ち!

※目的とは?ビジョンではないです!
ゴールを達成した瞬間の光景
ビジョンを描くことで目的を
持つことができます。

※目的とは?ゴールではないです!
目的を達成した到達点です。

夢→ビジョン→目的(ミッション)
が作られるのです。

◆目標とは?(目標設定)◆
目的を達成するためにすること
通過点であったり、目的達成
の手段のことです。

目的(ミッション)→目標設定

◆手段とは?(具体的)◆
目標を達成するために
行う具体的な方法

目標設定→手段(具体的)

例えば、
「3キロ痩せたい」
これも目標ですが
「何のために痩せるか?」
という目的を
考えることが必要です。

この場合
『着られなくなった
洋服を着る』のが本来の
痩せる目的です。

•目的⇒(抽象的)
「着られなくなった洋服を着る」
•目標⇒(目標設定)
「3キロ痩せる」
•手段⇒(具体的)
「毎日1時間、近くの公園で、
ウォーキングをする」

つまり、目的に向かうために
目標があるということです!

「目的」と「目標」の
違いをはき違えない!!
目的と手段と目標設定
例えば、目的が
「月収100万稼ぐ」とします。

月収100万円を目的にしない!
一時的な幸せ」は手に入れる
ことができるかもしれませんが
「永続的な幸せ」は手にで
きないと理解することです!

稼いだお金を何に
どう使いたいのか?
という目的を考える
ことが必要です。

「お金を稼ぐ行動」は
単なる手段であり、
そこが最終的な目的
ではありません!

何がしたいのかを考える
のではなく、何をすれば
自分の望む未来に届くのか
を考えれば、おのずと自分
の目指す道も見えてきます。

そこが、うまくできないと
お金に執着した人生を歩みます。

この現象は企業(社会)にも言えます!

例えば、
お客さまに喜んでもらえる商品や
サービスを提供するが「目的」で
「10億円の売上高」をめざしその
結果「1億円の利益」をだす
というのは、「目標」です。

ところが、多くの企業が間違って
「10億売るため」
「1億円の利益を出す」
という、本来なら「目標」
とすべきことが、「目的」化
していることです。

この様な状態になると、
社員に対して「数字を出せ!」
という話になってしまい
経営がおかしくなり、
働いている人が疲れるのです。
パワハラの原因はこの事象が
多いです。

お金を追うのではなく

・人や社会に貢献できること!
(自己犠牲ではない)

・良い仕事をすること!
(世の中や会社に役立つ)

・人が喜べる価値を提供する!
(多くの人に喜んでもら)

を追求することで「良い仕事」が
できて、結果的に「1億円の利益」
がでることが良い仕事の追求です。

「良い仕事」を追求することで、
働く人が、やりがいを持ち働き
続けられると思います。

<著者>
一般社団法人メンタル心理マイスター協会
代表理事 南敦規

「君も人生のマエストロになれる」
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2018年10月上旬書籍を出版
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君も人生のマエストロになれる執筆者
一般社団法人メンタル心理マイスター協会 理事長南敦規
http://shigacounseling.jp/


一般社団法人メンタル心理マイスター協会
HP:https://shigacounseling.jp/