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2019-02-21 13:50:00

性格とは? 性格は変えることができるの?性格とドメスティックバイオレンスの関係?

性格とは? 性格は変えることができるの?
性格とドメスティックバイオレンスの関係?

性格を簡単に分けますと

「内向的性格」と

「外向的性格」にわかれます。

◆内向的性格◆
相手の行動や考え方に対して、
自分なりの価値観で判断します。
自己中心的で、相手を支配的
にふるまう。
一人で行動したり、
楽しんだりする。

◆外向的性格◆
相手の行動や考え方に対して、
影響を受けやすく、
順応しやすい。
周囲の要求や期待に
過剰に反応する。
誰かと交流することを好む。

さらに、心理機能をサブ機能として
4つに分類されます。
内向的外向的性格ユングのタイプ論一般社団法人メンタル心理マイスター協会
<4つの心理機能> 

(思考)
物事を理論的、客観的に分析する 

(感情)
物事を理屈ではなく好きか嫌いかで判断する

(感覚)
個人的な判断はあまりせず五感を
使って物事をありのまま受け止める 

(直観)
ひらめきや直観的に本質を見抜く

組み合わせから8つの性格になります。
(外向+思考)(外向+感情)
(外向+感覚)(外向+直観)

(内向+思考)(内向+感情)
(内向+感覚)(内向+直観)

スイスの精神科医ユングは
(分析心理学の創始者)

人間の性格の基本的態度である
外向性と内向性の違いは、
後天的な経験や環境要因で
決まるのではなく、
先天的(ユングの普遍的無意識)な
気質要因・遺伝要因によって
決定されると考えました。

性格には、
先天的性格(気質要因・遺伝要因)と
後天的性格(経験や環境要因)
が存在することをユングが提唱しました。

●先天的性格●
生まれつきの性格といいます。
生まれつき性格などないと言う方が、
多いと思いますが
人は生まれながらの個性があったりします。
※ユング論の元型(普遍的無意識)

●先天的+後天的な性格要因の影響●

★生まれた環境の場合!!
例えば、新しい環境に引越しをする時、
親のとる態度が!

(内向的行動)
「不安だな」「大丈夫かな」という
ネガティブ反応する家庭で育った人!
内向的な性格になる可能性が、高いです。
影響をあまり受けない人は、先天的性格や
気質が外向的の可能性が高いです。

(外向的行動)
「新たな環境にワクワクする」
「町を散策しよう」というポジティブな
反応する家庭で育った人!
外向的な性格になる可能性が、高いです。
影響をあまり受けない人は、先天的性格や
気質が内向的の可能性が高いです。
環境要因によって、性格形成も異なります。

★親の行動や態度からの影響からの場合!!
例えば、
つまずいて転んだ人を見て親のとる態度が!

「かわいそうに」と同情する
態度をとる親の場合

「注意力が足りない人だ」と
指摘する親の場合

「手当てが必要だ」と
助ける行動をとる親の場合

「見て見ぬふり」と
無視する行動をとる親の場合

このように親の背中をみて子どもはまず、
先天的性格に対して親の行動や態度、環境の
影響から後天的性格が形成されるのです。

そのほかに、社会的役割の影響や係わる
友達関係なども後天的性格に影響します。

ですから後天的に作り上げられた性格は、
起きた出来事に対して、とる行動や反応は
人それぞれ違い心の働きのクセも
さまざまに違うのです。

性格とは、先天的でもあり、
後天的でもあるのです。

(先天的性格+後天的性格)=性格です。

その他に、親が、DV
(ドメステック・バイオレンス)
をすることで⇒抑圧を与え

結果⇒AC(アダルト・チルドレン)
=共依存(人間関係依存)に陥る
ケースもあります。

DVは連鎖します。
親から子へと
世代間伝達(チェーン現象)します。

虐待された子は、その分、自分の
子どもに愛情を注ぎ立派に子育てして
いる人もいますが、多くの人は、
虐待する人が多くみられます。
では、どうして虐待してしまうのか?

頭では「虐待してはいけない」と
頭で思っているのですが、
無意識で自覚のないまま親と同じように
なりたいと心理が働くのです。

これを「同一化」と言い劣等感や
憧れの対象と自分とを同一視する
ことで、代理的に満足を得たり、
劣等感をぬぐい去ろうとするのです。

DVをする人の多くは普段は、
優しく、おとなしいことから
周りからは良い親子関係と
思われることでなかなか
虐待の事実が判明しない
こともあります。

このように先天的性格+後天的性格の
影響から現在でも苦しんでる方もおられます。

ここから少しでも脱却するためには、
後天的性格を変えることが
一つの方法となります。

先天的性格は、本人が「変えたい」と
思って変えられる方も中には、おられますが、
無理して演じている方が多く、かえって、
ストレスを溜めてしまったり、先ほどの
DVで、
「子どもに暴力を振るってはいけない」
など無理やり心の葛藤を追いやる
心の処理の方法だけでは、後天的性格と
して確立するのには無理があります。

もちろん、我慢するという気持ちも
性格変容に最も大切な事です。

ですので、先天的性格を変えるのでは、
なく!「新たな性格(人格)」として

作り上げ、先天的性格(主機能)の助け
になる後天的性格(補助機能)を時間を
かけて先天的性格を支えるサブ機能と
して構築してゆきます。

後天的性格(補助機能又は、サブ機能)
は変えられます。

●先天的=ハード(本体)
●後天的=ソフト

ユングは、「人の性格は、習慣となって
形成された心の働き」だと言っております。

先天的後天的性格習慣が人格をつくる一般社団法人メンタル心理マイスター協会
★後天的性格を変えるためのコツ★

●我慢する
自身のしたくない事や苦手な部分に
向き合う我慢。やりたくない事に取り組む
したくなくても、できることをする

●受け止め方を変える
自身の持つ固定観念や考え方を柔軟にする。
「~しなくてはならない」をやめて!
「~にこしたことはない」に変えて行く

●習慣的行動
より良い目標や行動を設定して
習慣的に継続的に行う。
目標設定して行動する

習慣が人格(性格)を作る
※心とは=考え方・価値観
受け止め方・言葉による力

心が変われば→行動が変わる。
行動が変われば→習慣が変わる。
習慣が変われば→人格が変わる。
人格が変われば→運命が変わる。

何か新しく始めたり、
何かを変えることは
環境を変えるのと同じで、
初めは慣れません
慣れるための努力は
必要となります。

ダメな人間や人格(性格)の
悪い人は、いないのです。

それは、「人格」ではなく
「習慣」なのです。

小さい習慣から繰り返し
(ルーティン)することで、
意識的行動を無意識的な
行動に変化することで、
自動的にいつまでも成果が出せます。

●相手の立場になって考える
自身の世界だけで物事を進めない。
協調性を持ちつつも「私は、私」
「あなたは、あなた」と横の関係
を築く。上下関係にならない!!

●自己責任を持ち自立した行動をする
親や環境や周囲が悪いなどの
他者責任的な考え方をやめる

●失敗を恐れない
人は失敗を経験する事で自己成長できる。
失敗した事で学び、次回に同じ失敗を
繰り返さない!
そのために「何がよくなかったのか?」
反省もしつつ前向きに
「失敗から学んだことはなに?」
と次回に活かす。

本体(先天的)は、変えられませんが
ソフト(後天的)はあなたしだいで
いかようにも変えられます。

<執筆者>
一般社団法人メンタル心理マイスター協会
代表理事 南敦規
HP:https://shigacounseling.jp/