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2018-07-02 16:21:00
心理コラム65「ビクトール・フランクのロゴセラピー➀」
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心理コラム65
「ビクトール・フランクのロゴセラピー➀」
精神科医ビクトール・フランク
(1905年~1997年92歳の生涯)
オーストリア・ウィーン出身の精神科医、心理学者。
『夜と霧』の著者として知られる心理学者です。
フランクルが第二次世界大戦中にユダヤ人で
ある為にナチスによって強制収容所に送られた
経験を元に書かれており、世界17カ国語以上に
翻訳され、60年以上に渡って読み継がれています。
ロゴセラピーは、ギリシャ語でロゴス「意味」と
セラピー「治療・癒し」を合わせた造語です。
フランクルは、「心のむなしさ」を抱えて苦しんで
いる人が、自らの「生きる意味」を見つめ直し再発見
するのを援助するための理論と方法を構築しました。
「意味への意志」こそ、人間を最も強く動かしている!
フロイトは「精神分析学」不健康な人間が対象の原因論で、
「快楽への意志」です。
アドラーは「個人心理学」人は、自ら選んだ目的や目標に
向かって生きている。原因ではなく目的を追求している
目的論で、「力への意志」こそ、人間を強くする。
それに対して、フランクルの「ロゴセラピー」は、
「意味への意志」を満たせないからこそ、心のむなしさを
埋めるためにそうしているにすぎないのだとフランクルは
考えたのです。「快楽への意志」、「力への意志」は人間
にとって最も必要な欲求であり、それらが、満たされ
なかった時の「代替え物」であると考えました。
快楽を追求したり、力を追求したりしている人は、
「意味への意志」を満たせないからこそ、心のむなしさを
埋めるためにしているのだとフランクルは考えたのです。
それでは、「働く意味」のロゴセラピーを紹介いたします。
[問題1]日々の生活に意味を感じません。
生きるのに意味などないのではないかと考えています。
[ロゴセラピー]どんな時も人生には、意味があります。
たとえあなたが、それを疑っているとしても。すなわち
人生から何を私たちが、期待できるかが問題ではなく、
人生が何を私たちに期待しているかがもんだいなのです。
要約すると人生がこの私から何を期待しているのか?
“何”が私を待っているのか?
“誰”が私を待っているのか?と考えてみましょう!
[問題2] この続きは、情報マガジン
ピーナビVOL69を覧ください。
心理テストも執筆しております(64回目)
「アドラー心理学によるライフスタイル診断」です。
こちらも合わせてご覧ください。
滋賀のLAWSON(コンビニ)にお越しの際に
レジ前に置いてますので読んで
頂けると幸いです。
心理コラム執筆者
一般社団法人メンタル心理マイスター協会 理事長南敦規
http://shigacounseling.jp/