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2018-04-02 12:25:00

バックナンバー心理コラム⑮「一期一会を大切に」

コンビニLAWSON滋賀(Free! paper)
ピーナビ2013年11月号に執筆しました。
バックナンバー心理コラム⑮を紹介!!
執筆者:滋賀カウンセリングHealingRoom373代表南敦規
(一般社団法人メンタル心理マイスター協会理事長南敦規)
一期一会を大切に
バックナンバー心理コラム⑮「一期一会を大切に」

一期一会とは、「人と人との出会いは一度限りの大切なもの」

といった意味で使われる言葉です。

一期一会は、もともと茶の湯の教えを説いた言葉です。

今後、何度か茶会を開く機会があるとしても、この茶会と

全く同じ茶会は二度と開くことが出来ない!

だから、茶会は常に人生で一度きりのものと心得て、

相手に対して精一杯の誠意を尽くさなければならない。

といった意味で用いられた言葉だそうです。

ようするに「一瞬一瞬の出会いを大切にする」と言うことです。

この考え方(受け止め方)ができると、人との健全なふれあい

が自然とできます。この受け止め方が困難な方に心理学では、

タイムバジェット(人生の残り時間の計算)を書き出して健全な

ふれあいができるキッカケをつくります。

あなたのタイムバジェット(人生の残り時間の計算)

を書いて見ましょう!

■タイムバジェットの書き方説明■
・あなたは何年、生きると思いますか?(  )歳 

※マス目を10年単位で書く!
・あなたの現在の年齢は?(  )歳 

※次に生きてきた部分を塗りつぶす!
タイムバジェット""

どうでしょうか?自分の残された時間がハッキリしませんか?

過ぎ去った過去は過去です。

過去の対人関係や失敗した事をいつまでも後悔しても

始まりません!これからこの残された年数のマス目を

どのように生きるのかを「一期一会」で生きて行く決心

することで、健全なふれあい、つまり出会いを大切に

生きることができるのです。

他者に依存した他者責任の行き方をしたり、

誰かに支配された生き方をしたりと自分の人生を

生きてない生き方をやめて、自己確立した生き方をして、

人生の助手席から降りて、自分の意思で運転することが

できるキッカケになるかもしれません。そのためには、

自分で択んだ選択に対して自己責任をもつことです。

他者責任ではなく!人間は、ロボットではないので、

失敗や、ミスを起します。

失敗しないほうがいいが人間だから失敗することもある。

だから失敗から学び人は成長するのです。

後悔したまま先に進むより、

まず反省する事から始めることです。

後悔しても時間は進んでいきます。

その時点にタイムマシーンに乗って

戻れるわけでもないのです。

過ぎ去った過去は過去です。

それよりも、後悔したことを今後、起きないようにする為の

準備があなたにとって必要なんだと気づくことです。

「何が良くなかったのか?」「どうして失敗したのか?」と失敗の

原因を知り、前向きな解決策を探ることに焦点をあてます。

そして、「起きたことは、起きたこと」として、

「次回は、どうすれば成功するのか」に焦点をあてます。

「今回の失敗で学んだことは?」「その結果を得るためには、

何をすれば良いのか?」失敗を失敗で終われせるのではなく

失敗したことで、あなたは、学べた事に気づき経験したことで、

自己成長のキッカケになったと言うことに気づくことです。

人間は、永遠に生きることは、出来ません!ですから残された

人生を有意義にかつ後悔のないように「一期一会」に毎日を

生きて行くことで、人生における役割をもちコミットメントを

もつことができ少々のトラブルでも乗越えられる力をもてます。

あと○○歳しか生きられないではなく、

まだ○○歳まで生きられると受け止め方を変えることです。

人との出会いを大切にして、悩み問題はあなただけが特別に

抱えているのではなく、誰もが抱えています。

互いに支え合って生きて行くのが人生です。

もたれあいを意味するものでは決してありません。

人と「かかわり」をもつことで、身近な人から救っていくことです。

「一期一会」で、お互いに助け合う人間関係を築いて行くことです。

一般社団法人メンタル心理マイスター協会
ホームページ→http://shigacounseling.jp/