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2017-06-02 17:51:00

心理コラム52「相談に乗る時は、アドバイスするよりフィードバックする」

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心理コラム52回目

フィードバックとは、見えていることや

聞こえている事実を客観的に伝える事と

相手が感じている事を主観的事実で

伝えることです。

どのようにしたら良いのかを教える

(アドバイスする)のではなく、たとえ

その答えがわかっていたとしても

教えるのではなく自分の行動や行為に

よって及ぼす影響を伝えることで、

自分で考え気づけるようにサポート

することです。

フィードバックの語源とは?

フィードとは英語でfeed語源は、

food(食べ物、栄養)を意味します。

フィードバックとは、相手が自己成長

するための栄養になるものを

与えることなのです。

アドバイス(答え、指摘、命令、評価)を

自分の経験を基に伝えることは、

フィードバックとは言えないのです。

それはフィードバックではなく、

単なる通知や自分主体の経験原則を

伝えているだけにすぎないのです。

例えば、答え「これはこうした方が良いよ」

命令「こうしなさい、ああしなさい」

指摘「そのやりかたは、良くないです」

評価「やればできる人ですね」

自分の経験「私の経験では、このように

克服しましたから、あなたも私のように

治ります。」アドバイスとは、

こう言う伝え方をする人です。

もちろん、相手がそれを聞きたいと

求めている場合は、アドバイスを

しても良いでしょう。しかし、

求めていない状態でアドバイスを行うと、

相手が自分で考えるという環境を提供

していないので、自己成長の機会を逃し

アドバイスする人に依存的になり、

相手が上手く行っている間は、

問題になりませんが、上手く行かなく

なると「どうしてくれるんだ」と

他者責任となります。

アドバイスは、相手の中に答えがないが

私は、知っている。

が前提のコミュニケーションです。

アドバイスを受けた側も、答えを教えて

もらった方が楽ですし、

一見効率もよさそうに感じます。

教えた方も、自分の立場を保ちやすくなり

上下関係を強化し、自律を促すとは反対の

方向に進んでいるのです。

カウンセリングにおいても、

このフィードバックを使います。

多くの人は、カウンセリングと聞きますと

「聴いているだけの人」とよく誤解されます。

それは、誤りです。

もちろん聞く受動的(傾聴)と

聴く能動的(積極的傾聴)を重視します。

フィードバックと傾聴を上手く使いこなすには、

それなりのトレーニングが必要です。

フィードバックに大切な6つのポイントは、

この続きは、情報マガジン

ピーナビVOL56を覧ください。

心理テストも執筆しておりますので、

合わせて、見て頂けると幸いです。

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