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2017-04-30 00:39:00
心理コラム51 「共同体感覚」アドラー心理学
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連載中の心理コラムの紹介です。
心理コラム51回目
「共同体感覚」アドラー心理学
他者を仲間と見なしそこに自分の
居場所があると感じられることを
共同体感覚と呼びます。生きる
楽しみや喜びは、他者との
関係からしか得ることが
できないのです。そのためには、
自己への執着を他者への関心に
切り替えてゆく必要があるのです。
あくまでも他者に執着(依存的・支配的)
せず他者への関心(興味)です。
共同体感覚のために必要なこと
①自己受容
(ありのままの自分を受け入れる)
大切なのは、何が、与えられているか
ではなく、与えられているものを
どう使うかです。私というのは、
これから先もずっと私なのです。
どんなにクセがあっても、
この私を受け入れて行くしかないのです。
◯◯だからダメという考えでは、共同体の
中に居場所があると思えないです。
人と比べて劣っていると共同体の中に
入って行けないからです。
他者との関係の中にも入って行けません。
ですから、自分の短所だと思える所を長所に
置き換えるトレーニングが、必要です。
例えば、「優柔不断でダメな私」と思う所を
フレームを切り替えて
「物事を慎重に考えられる私」と
ポジティブ・リフレーミングできる訓練する
ことにより自己受容ができて行けます。
②他者貢献(自己犠牲ではない)
自分は役立たずではなくて、自分は何らかの形で、
貢献していると感じられる時です。
例えば、このグループの中で、慎重に物事を考え
られることで、私は貢献できると思えることです。
③他者信頼することです。他者に貢献するには、
仲間だと信頼できないです。
①、②、③はセットです。
イジメは、この3つ全てが真逆に作用しております。
人間関係が、縦の関係(上下関係)になっている
ことから起きるのです。
人は、一つの共同体にしか所属していないと
思いがちですが、そうではないのです。
小さい一つの共同体に切り離されても、
必ずより大きな共同体があるのだと
知ることが大切です。
相手が言っていることが、間違えであれば、
違いますと意見する勇気が必要です。
この続きは、情報マガジン
ピーナビVOL55を覧ください。
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