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2017-03-01 01:30:00

心理コラム49「課題の分離 」アドラー心理学

心理コラム49
「課題の分離 」アドラー心理学

親子の関係で、直面する進路問題で、

どの大学に行くのか?

どこに就職するのか?で、

話し合いになる事が

あると思います。

子どもが、「音楽の道に進みたいから

音大に行きたい」それにたいして親は、

「音楽で生きて行くのは大変だから

やめなさい!」と良かれと思い

その進路を許さないとする

親の態度です。ですが、人の感情は、

降っている雨(感情)を傘で防ぐことが

できても、雨(感情)が降ることを

止めることはできないのです。

相手の感情も雨と同じで、

いくら力で抑え込もうとしても、

それを変えることはできないのです。

つまり、相手の課題に無理に踏み

込まず課題の分離をして、

相手の課題を切り捨てるのです。

課題とは、あることの最終的な結末が、

誰に振りかかるのか?誰が困るのか?

自分が思う相手が良い人生を送って

欲しいと思うことは、その人の課題です。

相手には、その課題を解決する義務は、

ないのです。自分が思う良い人生は、

相手にとって良い人生とは、

限らないのです。

そこの議論もしないで、踏み込むことは、

危険です。あらゆる対人関係のトラブルは、

他人の課題に、土足で踏み込むことから、

起きています。親子関係であっても!

相手の課題に踏み込まず、信じてあげて

見守ってあげることです。そうしないと、

相手が人生の選択に失敗したと思った時、

あなたの責任にするかも知れません。

うらんだり、復讐しようとしたりするかも

知れません。自分の人生の責任は、自分で

とるしかないのです。課題の分離は、

あくまでも、入り口であって、確り相手の

課題について話し合う環境を築くことです。

課題の分離は、最終的なゴールでは

ないのです。相手との関係を全て分離して

切ってしまい、全てを分離することでは

ありません。相手の課題に対して、

助言することが、できても相手を支配する

ことは、出来ないのです。

他者を支配したり、操作は、できないのです。

親子関係であっても!ですから、

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