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2016-05-01 21:19:00

心理コラム39「人間は、遊びが本質!?」

コンビニLAWSON(ローソン)滋賀に設置の

”情報マガジンピーナビに連載中のコラム”を一部紹介!!

著者:一般社団法人メンタル心理マイスター協会 理事長 南 敦規



●心理コラム39「人間は、遊びが本質!?」●

「遊び」と「仕事」は別だと切り離して考える人が多いかもしれませんが、

「遊びには」仕事の成果を上げたりストレスを解消したり、

コミュニケーションを円滑にしたりと遊びは必要不可欠なのです。

「人間」と「遊び」の関係性について論じたオランダの歴史家

ヨハン・ホイジンガの著書『ホモ・ルーデンス(遊ぶ・人)』によると、

「文化こそ遊びから生まれる」「人は遊ぶ存在である」と表現しています。

人間にとって、文化と遊びの重要性を主張しています。

歴史的な発見をした人物も「遊び」を積極的に取り入れて

成果を上げられております。

例えば、「コロンブスの地球が丸い」「ニュートンの万有引力」

も遊びのなかで発見されました。

「モーツァルトは寝ている時以外は、つねに遊んでいました。」

「アインシュタインは実験という行為こそ、精神が遊びを求めている

何よりの証拠だと考えました。」こんな天才たちが!

意外だなぁと思われた人も多いと思いますが、この「遊び」が、

いかに重要なのか少し感じていただいたのではないでしょうか?

その他に人間の認知的機能や身体的機能の向上にも「遊び」が

必要だと医学的にも証明されております。

精神科医のエドワード・M・ハロウェル氏は、

「遊びは、脳の実行機能に良い影響を与える。

実行機能とは、計画、優先順位づけ、スケジューリング、

予測、委譲、決断、分析など。つまりビジネスでの成功に不可欠な

スキルの多くを含むものである」と述べておられます。

日々の仕事に追われ、息抜きできてない人も多いのではないでしょうか?

そんな時こそ人は、「遊び」が必要なのです。

休憩中5分程度のスマホゲームやLINEで気分転換にはなりますが、

没頭し過ぎることは、かえってストレスを与えます。

脳科学者の澤口俊之氏によりますと

「休憩中に最悪なのはスマホいじりです。

ゲームやLINEで気分転換しているつもりでも、

脳はデジタル刺激でフル回転です。

まったく休むことができないのです。」と述べておられます。

息抜きになっても、没頭し過ぎると脳を休ませることにならないのです。

ですからお仕事の中で、遊びを取り入れるのです。

ホイジンガは遊びの形式的な特徴をこのように述べております

「遊びは一つの自由な行動である。

命令されてする遊び、そんなものは遊びではない。」

要するに自分で決めた「自分ルールの遊び」を仕事の中で、定められた時間、

空間の範囲内で行われる自発的な行為や活動で行うことです。

義務感や他人の指示命令で、行わないことです。

なにかひとつルールを決めてみれば、遊びはそこから始まります。

お勧めなのが、ゲーミフィケーション(ゲームの仕事化)です。

ただ遊ぶのではなく、

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彦根市地域勤労互助会(約400事業所)

などにも配布しております。


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