心理学(恋愛/ビジネス)
心理学(その他)
自己正当化
自己正当化とは、明らかに自分に落ち度があるにもかかわらず、
身勝手な理由を並べて自身の立場を弁護することです。
自己正当化をする人は、失敗の原因を他者や状況に押しつける
ことで、精神的な苦痛から逃れようとします。
心理1:責任の追及から逃げたい
心理2:失敗を過度に恐れている
心理3:自分は周りより利口だと思い込んでいる
心理4:バレなければ何をしても構わないと思っている
心理5:自分のプライドを守りたい
●自己正当化のメリット●
メリット1:自分の正しさを主張する“材料”を探すことができる
メリット2:他人より優位なポジションに立てる
メリット3:交渉において一時的だが大きな利益を得られる
●自己正当化のデメリット●
デメリット1:ミスに対する恐怖心を克服できない
デメリット2:人間関係におけるトラブルの“原因者”となりやすい
●自己正当化から抜け出す手段”自己受容”
自分を正当化する「見かけの因果律」から抜け出す手段は?
劣等コンプレックスを克服するには、「自己受容」が不可欠です。
自己肯定とは、できもしないのに「わたしはできる」
「わたしは強い」と、自らに暗示をかけることです。
自己受容とは、仮にできないのだとしたら、その「できない自分」
をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいく
ことです。自らに嘘をつくものではありません。
例えば、、30点の自分に「今回は、運が悪かっただけで、
本気をだせば自分は100点なんだ」と言い聞かせるのが自己肯定です。
それに対し、30点の自分をそのまま受け入れた上で「100点に近づく
にはどうしたらいいか」を考えるのが自己受容になります。