心理学(恋愛/ビジネス)
販売心理学・恋愛心理学・ビジネス心理学・交渉心理学
希少性の原理
「希少性の原理」とは、人が欲している量(需要)に比べ、
利用できる量(供給)が少ない時、モノの価値が高くなる、
または高く思える心理的な現象のことです。
例えば
・今買わなければ損する!
・入手が困難なモノだから、高額でも価値があると思う!
社会心理学者ステファン・ウォーチェルの実験で、瓶の中に
入ったクッキーを被験者に食べさせ、その味の感想を述べて
もらいました。
グループAには人数に対して十分な数のクッキーを、
グループBには人数に対して少々少ない量のクッキーを渡しました。
実験結果
グループAよりもグループBの方が、食べたクッキーに対する評価が
高かったのです。つまり、希少性の原理は、人間の味覚や五感まで
もコントロールしてしまう心理現象です。
●ビジネスにおける希少性の原理
・顧客に”数量”の希少性を訴える「数量限定」
・顧客に”限られた時間”を訴える「タイムセール」