心理学(恋愛/ビジネス)
販売心理学・恋愛心理学・ビジネス心理学・交渉心理学
ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、
人は達成できなかった事柄や
中断している事柄のほうを、
達成できた事柄よりもよく覚え
ているという現象。
ツァイガルニック効果
ゼイガルニク効果
ゼイガルニック効果とも呼ぶ
●ツァイガルニック効果は
恋愛においても現れます。
例えば、自分の全てをさらけ出して
しまうのではなく
これは今話せることではないけれど
時機を見てまた話すねなどと、
ちょっとした秘密ごとがあって誰に
でも話せることではないと示唆したり、
長時間のデートで急接近するのではなく、
また今度ゆっくりと会おうねと言って
短い時間で切り上げ、相手にやり残し
感を与えたりすることで、関心を
高めさせることです。
●ツァイガルニック効果はCM・テレビ番組
でも使われています。
テレビ番組では、続きはCMのあとで
このあと、衝撃の結果が訪れる!
といったフレーズが最も一般的です。
映画などはダイジェストとして一部を
見せることで、視聴者それぞれに
ストーリーや結末を想像させる手法が
取られています
●ビジネスにおいての
ツァイガルニック効果
押しの営業ではなく引きの営業で
成果を挙げる
お客さまにお会いして、互いに良い
関係になれそうでなければお勧め
しないことにしています。
初回から商品やサービスの説明を
事細かにして売りつけるのではなく
商品の信頼性とユーザーの声だけを
しっかりと伝え!
関心を持っていただけたか?
長いお付き合いをしていただけそうか?
ということをお聞きしてから説明に入る。
手間はかかりますが、あえて一度に
全てを伝え切ろうとしないことが、
かえってお客さまの高い関心を引きつけ、
説明に聞き入らせることができるのです。
●不完全さが人を惹きつける
人間にとって未完成・不完全なものほど
記憶と印象に残り、完成・完全に近づけ
たいという欲求と行動を引き起こす
ツァイガルニック効果です。