心理学(恋愛/ビジネス)
販売心理学・恋愛心理学・ビジネス心理学・交渉心理学
吊り橋効果
吊り橋効果とは
恐怖や緊張、不安や興奮している状態を一緒に共有することで、
恋愛感情を抱きやすくする心理効果を吊り橋効果と言います。
吊り橋効果は、カナダの心理学者であるダットンとアロンによる
「生理・認知説の吊り橋実験」により1947年に実証されました。
18歳から35歳までの独身男性を揺れる吊り橋と揺れない吊り橋に
渡らせて、橋の真ん中で女性にアンケートの協力として話しかけ
られ、結果に興味があれば連絡が欲しいと連絡先を渡した結果、
揺れない吊り橋を渡った男性からの連絡が1割程度だった反面、
揺れる吊り橋を渡った男性からの連絡はほぼ全員だったそうです。
一緒に危機を乗り越えることで互いの距離を縮めることができます。
ビジネスで上司を説得する時に
上司の了解が得られるのかという緊張や不安を感じながら
チームと一緒に乗り越えることで関係を強化させることが
でき、上司やチームとの距離も深まります。