心理学(恋愛/ビジネス)
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シャルパンティエ効果
商品の大きさを説明する時にタバコやボールペンと並べたり、
東京ドーム◯〇個分と表現することで、内容を理解してもらい
やすい効果もあります。
英語の Size‒weight illusion(大きさ、重さの錯覚)は
シャルパンティエ効果として知られています。
フランス人医師のオーグスチン・シャルパンティエ氏が
一番最初に大きさと重さの錯覚について実験を行ったこと
から、シャルパンティエ効果と名付けられました。
シャルパンティエの実験
同じ重さで、大きさが違う2つの球(4cm と 10cm) を用意。
それぞれの球を持ち上げて、どちらが重たいかを比べてみます。
すると被験者は「10cm の方が軽い」と答えました。
これがシャルパンティエ効果の起源です。
このシャルパンティエ効果は、100 年以上にわたって様々な
研究者によって研究されていて、一般的に人は、同じ重量で
あるにも関わらずサイズが小さいものの方がより重たく感じる
傾向がある事が証明されています。サイズが小さい=軽いという
思いこみからくる錯覚現象であると分かっていながらも、
人間の脳は重量を正確に把握する事が出来ないのです。
20㌔のダンベルと20㌔のダンボールどちらの方が重そうですか?
ダンボールのほうが軽いイメージに感じると思います。