心理学(恋愛/ビジネス)
アドラー心理学
★共同体感覚★
「居場所がある」「人の役に立てる」「人から信頼される」と思える場所で生きている感覚があること。
共同感覚を高く持っているほど精神的な健康に近づけます。
けして、自分本位の行動ではなく「この行動は相手のためにもなるかも?」と考えられることです。
●アドラー名言●
我々のまわりには他者がいる そして我々は他者と結び
ついて生きている 人間は個人としては弱く限界があるので
一人では自分の目標を達成することはできない 人は、弱さ、欠点、
限界のためにいつも他者と結びついているのである
自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも
貢献するのは、共同体感覚である。
他者を仲間として見ている人は、そこに居場所を見つけ仲間たちのために貢献しようとします。
このように他者を仲間と見なし、そこに自分の居場所が、あると感じられることを“共同体感覚”と
アドラーは呼びました。生きる喜びや幸福は、他者との関係からしか得ることができない!
そのためには「自己への執着」を「他者への関心」に切り替えてゆく必要あるとアドラーは考えた。
当時の心理学は、心の分析をすることでしたので“共同体感覚”とは「人はいかに生きるべきか」
を聞いた心理学者は「それは、科学ではない」とアドラーのもとを去ったそうです。
●自己受容●
ありのまま自分を受け入れる
私しと言うのは、これから先もずっと私しなのです。
どんなに癖があっても、この私を受け入れていく
自分が人と比べて劣っていると思っていると、
共同体の中に入って行けない、他者との関係の中に入って行けない
何とかして、自分の短所だと思うところを長所に置き換える
トレーニングをしないといけない
例えば、「優柔不断」と言う人がいたら、「優柔不断」ではなく
「慎重に物事を考える力がある」人ですと置き換える
そうすることで、自分の性格を見直すことで、そんな
自分を受け入れられるようになります。
●他者貢献●
自分が何らかの形で貢献していると感じられる
例えば、このグループに慎重に考えられる人が
いないといけないから私が貢献しようなどです。
●他者信頼●
他者に貢献するには仲間だと信頼できないといけない
他者が仲間でないと思っている限り貢献する気にはならないのです。
・自己受容・他者貢献・他者信頼の3つはセット!