心理学(恋愛/ビジネス)
NLP心理学用語
★ポジション・チェンジ★
まったく違う視点から新しい意見や解決策を得られます。
ポジション・チェンジは、「相手との関係改善のための特効薬」と考えられています。
人は、自分中心に目に入るものを捉えて相手の事情や心情をくみとることに不慣れです。
これが相手とのコミュニケーションを図る上でのハードルになっている場合が多いです。
例えば、幼い時から「頑張りなさい」「おとなしくしなさい」「ダメな子ね」と言われ続けてきたとしたら、
それ以外のことをする自分は受け入れられなくなってしまうかもしれません。
そんなとき、自分自身や向き合う相手の本音や深層心理を知るスキルが、
このポジション・チェンジです。自分の立ち位置を確認すると同に、視点を変化させることによって、
ものの見方や感じ方までも変えることができる画期的なスキルです。
NHKの番組で、メジャーリーガーのイチロー選手が、自身がスランプを脱出する方法をお話されております。
「スランプに陥ると、ライトスタンドから観客として自分を見つめます。
ライトスタンドの観客席から、バッターボックスにいる自分と相手の
ピッチャーを眺めます。 客観的な立場からバッターボックスにいる、
スランプに陥る自分を見ることで、主観的な立場では、気づくことが
できないことに気づくことができるからです。」 (イチロー選手)
ピッチャーに対してどう向き合っているかです。
自分の欠点は、自分では、分からない事がおおいものです。
他人から見れば直ぐ分かる欠点ですが、他人は、なかなか欠点を指摘してくれません。
そんなイチロー選手のスランプ脱出方法はポジション・チェンジに良く似た方法で語られております。
イスを3つ用意して、ポジション①(自分)とポジション②(相手)が向き合うよう
にイスを置くようにする。リード役が、それぞれのポジションの役割をつたえます。
「ポジション①自分の立場で意識して相手を観察し自分の思いを述べるポジションです」
「ポジション②相手の立場で意識して自分を観察し相手の立場になって、思いを述べるポジションです。」
「ポジション③自分と相手とは関係のない第三者の立場(中立)で意識して相手と自分の関係性を観察し
三者の立場で思いを述べるポジションです。」