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2020-02-18 09:22:00

バックナンバー[2014年執筆]心理コラム㉕(恋愛心理学編⑥)「カップルコミュニケーション」

 

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コンビニLAWSON滋賀(Free! paper)
ピーナビ2014年に執筆しました。
バックナンバー心理コラムを紹介!!
 執筆者:滋賀カウンセリングHealingRoom373代表南敦規
(一般社団法人メンタル心理マイスター協会理事長南敦規)

 

カップルカウンセリングで、もっとも多い相談が、

①「会話の量が減りました」②「抗論が絶えない」などです。

 

①のケース「会話の量が減りました」は、付き合って間が

ない頃は、相手のことを深く知ろうと会話を交わしたり

視線を向けたりすることで、お互いに理解を深めて親しく

なるにつれて、コミュニケーションの量は増えて行きます。

ですが、相手のことを深く知れば、いちいち確認しなくても

わかることが多くなり、直接的なコミュニケーションの量は

減って行きます。

 

交際が長くなるとこの様なことが自然と訪れたりしますが、

それは相手とより親しくなったことを意味しています。

但し、深まった関係が崩壊に向かう

 

②のケース「抗論が絶えない」場合は、コミュニケーション

のルールを見直す必要があるかもしれません。

カップルの別れる原因の多くは「価値観の違い」

「性格の不一致」です。もともと男女は異なる性ですから

「社会的価値観」「行動の不一致」「考え方の不一致」と

一致しないことが多いのです。

 

それは、互いに承知の上で、違いがあるからこそ互いに歩み

寄り理解できない部分を理解しようとします。

 

コミュニケーションのルールを確認してみましょう。

 

(その1)二人の共通する話題を選ぶ!

どうしても共通な話題でない場合は、相手がイメージ

しやすいように話す工夫が必要です。

 

(その2)一方的に話さない!

どちらか一方的に話すのは、会話でなく独演会になります。

恋愛初期は、許されても相手は聞き疲れたり、口を閉ざします。

 

(その3)相互理解する!

互いに思いやる気持ちが大切です。

 

(その4)沈黙や無視をしない!聞き手になった時は、

あいづちを打ちながら「うん、うん」「へぇー」

「それで?」「なるほど!」など、うなずいたりする。

 

(その5)Iメッセージ!

意見が食い違った時、

「私はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」と

相手を否定したりせず自分の考えを伝える。

 

以上の5つが行えていることが大切です。

 

6回に渡り恋愛心理学のコラムを連載いたしましたが、

恋愛心理学において過度な深読みは、逆効果となり、

かえって事実を見えにくくします。

 

恋愛とは相互のコミュニケーションが

重要なカギとなります。

 

頭でっかちにならず、目の前の相手と素直

向き合うことが大切です。

 

お互いのコミュニケーションのありかたが、

恋愛関係や夫婦関係をより良くするカギとなります。